研究課題
基盤研究(C)
日本列島に確実な人類遺跡が残され,ヒト集団による活動が観察されるようになるのは,今から約40,000年前である。と同時に,標高1500m前後の山岳部と太平洋上にある黒耀石原産地が発見され,石器原料としての利用が始まった。大陸から日本列島に到達したヒト集団による広域の生存環境探索が,秘匿された場所にある原産地の開発に繋がったと判断できる。黒耀石利用の始まりは,アフリカに起源をもつホモ・サピエンスの日本列島への到達と「現代人的行動」の登場を示す考古学的証拠の一つである。
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資源環境と人類(明治大学黒耀石研究センター) 1
ページ: 9-26
資源環境と人類
巻: 1 ページ: 9-26
Journal of the Korean Palaeolithic Society(The Korean Palaeolithic Society) 21(依頼原稿)
ページ: 71-82
Journal of the Korean Palaeolithic Society
巻: 21 ページ: 71-82
駿台史学(駿台史学会) 135
ページ: 51-70
駿台史学 135
http://www.meiji.ac.jp/museum/staff/shimada_grantinaid.html