研究課題
基盤研究(C)
日本統治期の朝鮮半島では,史蹟の保存が重要な事業の一つとなった。とりわけ古代の三国時代(新羅・百済・高句麗)の史蹟は,単なる学術的な関心の的というよりは,コロニアルツーリズムの格好の対象として各地域の保存団体が整備に関わり,日本と密接な繋がりをもつ場所として訪問者を集めた。そこでは史蹟が「過去の日本」を体感する場所として機能し,植民地主義と深く関わる心象地理を生み出す場となった。本研究では特に百済の旧都・扶餘の事例を検討した。
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歴史の理論と教育 135号(印刷中)
40019199646
歴史の理論と教育
巻: 135号(印刷中)
Proceedings of the 14^<th> International Conference of Historical Geographers, Kyoto 2009
ページ: 286-287
The Proceedings of 14^<th> International Conference of Historical Geographers, Kyoto 2009 (印刷中)
http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/user/tkomeie/