研究課題/領域番号 |
20520696
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
水田 憲志 関西大学, 大手前大学総合文化学部, 非常勤講師 (90469239)
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研究分担者 |
野入 直美 琉球大学, 法文学部, 准教授 (90264465)
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研究協力者 |
松田 良孝 八重山毎日新聞社, 記者
松田 ヒロ子 上智大学, 日本学術振興会, 特別研究員
卞 鳳奎 国立台湾海洋大学(台湾), 助理教授
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 移民 / 引揚 / 植民地 / 八重山 / 石垣島 / 台湾 / 生活史 / 西表島 |
研究概要 |
本研究課題では以下の成果を得た。(1)日本植民地時代の台湾在住経験をもつ沖縄系移民のエスニシティの多元性について明らかにした。(2)太平洋戦争末期における沖縄県から台湾への疎開と戦争終結後の引き揚げの実態、ならびに台湾沖縄同郷連合会の存在とその役割について明らかにした。(3)戦後初期において石垣島でパインアップルと水牛が普及する過程で台湾系住民が果たした役割について明らかにした。(4)研究成果を地域社会へ還元するために、八重山の地元高校で出前授業を実践した。さらに「八重山の台湾」を学ぶ郷土学習、生涯学習の教材となる図書の出版準備作業を継続中である。
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