研究課題
基盤研究(C)
台湾の日本植民統治期の出来事が、地域住民の手によって歴史あるいは伝統として位置づけられていく過程について文化人類学的研究を行った。台湾東部の地域住民(漢人と先住民)によって選択される、植民地期の事象や経験が、如何に扱われるのかを明らかとした。政治的民主化と社会の台湾化を経て、地域社会の中では民族意識を表明する機会が増え、観光開発の影響も受けて、「歴史」や「伝統」は、さまざまに意味づけられて資源化している現状を示した。
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台湾における<日本>(植野弘子・三尾裕子編著)(風響社)
ページ: 99-140
白山人類学 14
ページ: 53-80
日本女子大学紀要人間社会学部 21
ページ: 1-16
110008620612
白山人類学
巻: 14 ページ: 53-80
台湾における<植民地>経験日本認識の生成・変容・断絶(植野弘子・三尾裕子編)(風響社)
ライフストーリー・ガイドブック(小林多寿子編著)(嵯峨野書院)
ページ: 338-341
日本女子大学紀要人間社会学部
巻: 21 ページ: 1-16