研究課題/領域番号 |
20520723
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 国立民族学博物館 |
研究代表者 |
野林 厚志 国立民族学博物館, 研究戦略センター, 教授 (10290925)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | イベリコ豚 / 地域ブランド / イベリア半島 / 畜産業 / 家畜品種 / 地域文化 / Dehesa(地中海性森林) / ドングリ / スペイン / Dehesa / 家畜豚 / 動物ブランド / 鹿児島黒豚 / 食品産業 / 六白品種 |
研究概要 |
Dehesa(地中海性森林)のドングリを利用したイベリコ豚の飼養はイベリア半島で数百年にわたって伝統的に行われてきた。EU成立後の国際経済戦略の一環として、地域社会で流通していたイベリコ豚製品を対外的に売り出すために、ブランド化を促す制度設計が行われた。これは、イベリコ豚飼養が個人から企業に委ねられていく結果を生み出した。一方で、エコツーリズムや地域博物館の設置がイベリコ豚の伝統飼養と関連づけられ、本来は日常的な家畜であったイベリコ豚が地域の文化資源として位置づけられていることが明らかとなった。
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