研究課題/領域番号 |
20529002
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
印度哲学・仏教学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
高橋 晃一 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 特任研究員 (70345239)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,490千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 390千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | ヨーガーチャーラ / アビダルマ / ヴァスバンドゥ / 仏教 / 瑜伽行派 / アサンガ / 瑜伽師地論 / 倶舎論 / 菩薩地 / 声聞地 / 摂事分 / Manusyakasutra |
研究概要 |
本研究において、インド大乗仏教の一学派であるヨーガーチャーラと、アビダルマ仏教の思想的関係について、新たな知見を提示した。特に、『アビダルマ・コーシャ』が無我説の根拠として引用する経典が、ヨーガーチャーラの最も古い思想を伝える文献『菩薩地』に、出典を明示せずに引用されていることを明らかにした点は、大乗思想の形成期における先行思想の受容形式を理解する上で重要な成果と言える。
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