「後期年少者」の法的地位に関する研究-15歳の自律・25歳の支援を中心に

• 研究課題/領域番号: 20530068
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 民事法学
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 大村 敦志 東京大学, 大学院・法学政治学研究科, 教授 (30152250)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 未成年者 / こども / 自律 / 支援 / 民法 / 子ども

研究概要

後期年少者(15歳～25歳)につき、高校生(五つの高校-麻布高校・大妻女子高校・都立新宿高校・県立千葉高校・県立兵庫高校-の生徒)・大学院生(東大法科大学院の学生。なお、比較のために東大法学部生も調査対象に加えた)を対象に調査・研究を行い、成年(20歳)を境にして成年者と未成年者とをカテゴリックに区別して法的処遇を大きく変える現行法制に対して、未成年者にも自律を広く認める一方で、成年者に対しても支援が必要であることを確認した。

研究成果

• [雑誌論文] 座談会・成年年齢の引下げをめぐる諸問題 (2010)
  • 著者名/発表者名: 大村敦志, ほか
  • 雑誌名: ジュリスト 1392号 ページ: 136-161
• [図書] 22歳十への支援-ロースクールから考える大学院生の「支援システム」(十東大ロースクール大村ゼミ) (2011)
  • 著者名/発表者名: 大村敦志
  • 総ページ数: 164
  • 出版者: 羽鳥書店
• [図書] 22+歳への支援-ロースクールから考える大学院生の「支援システム」 (2011)
  • 著者名/発表者名: 大村敦志+東大ロースクール大村ゼミ
  • 総ページ数: 164
  • 出版者: 羽鳥書店
• [図書] 18歳の自律-東大生が考える高校生の「自律プロジェクト(十東大ロースクール大村ゼミ) (2010)
  • 著者名/発表者名: 大村敦志
  • 総ページ数: 242
  • 出版者: 羽鳥書店
• [図書] 18歳の自律 東大生が考える高校生の「自律プロジェクト」 (2010)
  • 著者名/発表者名: 大村敦志+東大ロースクール大村ゼミ
  • 総ページ数: 242
  • 出版者: 羽鳥書店
• [図書] ロースクール生と学ぶ法ってどんなもの? (2009)
  • 著者名/発表者名: 東大大村ゼミ(大村敦志監修)
  • 総ページ数: 234
  • 出版者: 岩波書店