研究課題/領域番号 |
20530136
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
森 善宣 佐賀大学, 文化教育学部, 准教授 (80270156)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 金日成 / 朴憲永 / 李承晩 / 朝鮮戦争 / 粛清 / 個人崇拝 / スターリン / 毛沢東 / 独裁体制 / ミコヤン / 崔庸健 / 徐輝 / 金剛 / 8月宗派事件 / 朝鮮労働党 / 金〓奉 |
研究概要 |
本研究の結果、朝鮮半島では朝鮮戦争を通じて安保が最優先課題となる中、韓国で反共主義イデオロギーによる政敵の駆逐、北朝鮮では「米帝国主義のスパイ」、「反革命分子」等の罪名を被せた政敵の粛清と為政者に対する個人崇拝により、それぞれ国内統治を行うようになる経緯が判明した。南北朝鮮は、それぞれ為政者の執政のため軍事分界線の向こうにいる敵対勢力と各国内の政敵を同一視することにより、分断と対立を統治構造に組み込む相似形の分断構造を形成したことが、今回の研究で跡付けられたのである。
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