研究課題
基盤研究(C)
自由時間の配分に関する不平等基準として労働搾取概念を位置づけ、その適切な指標化の為の公理的分析を行った。労働搾取の定式に関する定義域の公理、連続性公理、複製経済に関する不変性、初期賦存状態に関する独立性公理、及び、搾取の関係的特性についての公理を適切な搾取指標が満たすべき必要条件として提起し、それらを満たす唯一の指標が、ダンカン・フォーリー型の定式のみである事を論証した。
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