研究課題/領域番号 |
20530153
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
関口 格 京都大学, 経済研究所, 准教授 (20314461)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 繰り返しゲーム / 不完全公的観測 / チーム生産 / シェアリングルール / カルテル / 多市場接触 / 需要変動 / 観測オプション / 協調可能命題 / フォーク定理 / 経済理論 / ゲーム理論 / 不完全観測 / ターンオーバー / 有限回繰り返しゲーム / ネットワーク / 不完全私的観測 / 費用観測 |
研究概要 |
繰り返しゲームの理論の中心的成果であるフォーク定理(一般的な協調可能命題)の前提条件を満たさないモデルについて、理論的に分析した。主に不完全公的観測のチーム生産モデルと割引因子が小さいカルテルのモデルについて、全プレーヤーの利得和を最大にするという意味で最も効率的な均衡の特徴付けを行った。更に、観測がプレーヤーの意思決定の一部となる繰り返しゲームのモデルを定式化し、観測のインセンティブを満たす協調的均衡が存在する十分条件を示した。
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