研究課題/領域番号 |
20530170
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済学説・経済思想
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研究機関 | 熊本県立大学 |
研究代表者 |
中宮 光隆 熊本県立大学, 総合管理学部, 教授 (80155811)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 経済思想史 / ジュネーヴ / シスモンディ / ピエール・プレヴォ / ビブリオテーク・ブリタニク / エティエンヌ・デュモン / エティエンヌ・デユモン / スタール夫人 / 『ビブリオテーク・ブリタニク』 / ベンサム / 功利主義 / マッキントッシュ / ピクテ・ド・ロシュモン |
研究概要 |
私はかつて拙著において、シスモンディ恐慌論の基軸には政府の介入と分配の平等という論理があることを指摘した。本研究の目的は、シスモンディ恐慌論を社会経済思想の視点からより明確にするために、その淵源とも言える人々の思想を考察することにある。シスモンディの思想形成に大きな影響を与えた人物に、ピエール・プレヴォと1796年にジュネーヴで刊行開始された『ビブリオテーク・ブリタニク』誌の編集者たちがいる。彼らはともに功利主義の思想に基づいて論陣を張っている。これらはシスモンディの平等思想に投影されているだけでなく、イギリス(スコットランド)とフランスやスイスロマンドとの間の深い知性の交流を示している。
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