研究課題/領域番号 |
20530182
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済統計学
|
研究機関 | 学習院大学 |
研究代表者 |
福地 純一郎 学習院大学, 経済学部, 教授 (00274043)
|
研究分担者 |
伊藤 一 小樽商科大学, 商学部, 教授 (10241415)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | EMアルゴリズム / レベニューマネジメント / ポアソン過程 / ポアソン回帰モデル / 最尤法 / 自動販売機 / コラム割当 / タブーサーチ / Life Span法 / 在庫補充 / 価格反応関数 / 需要予測 / 顧客満足 / ホテル / ビッドプライス |
研究概要 |
レベニューマネジメントが適用できる業種には、キャパシティに上限があること、複数種類の料金クラスが存在すること、事前予約および購入が可能であること、という特徴がある。レベニューマネジメントを効果的に適用するためには、予約増分データ(ブッキングデータ)によって最終需要数の精度の高い予測を行うことが重要である。本研究では、予約増分数日次データの特性を分析し、その統計的モデルを考案した。また、関連テーマである自動販売機の最適なコラム割当の手法を開発した。一般的な自動販売機の内部には同一の商品を複数個ストックするコラムが複数個ある。一台の自動販売機からの利益を商品売上額から在庫補充コストを差し引いた値として定義し、利益を期間で割った値を目的関数とする最適化問題を定式化した。この問題はキャパシティが有限である点がレベニューマネジメントと共通している。需要がポアソン過程にしたがうという過程のもとで、最適化問題を定式化し、タブーサーチを用いた最適なコラム割当を求める手法を考案した。数値実験によって、この方法の有効性が示された。
|