研究課題/領域番号 |
20530227
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用経済学
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研究機関 | 九州産業大学 |
研究代表者 |
吉田 裕司 九州産業大学, 経済学部, 教授 (40309737)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2010年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | extensive margin / variety / 県別輸出 / 日韓貿易 / 産業内貿易 / Extensive Margin / Variety / Home-market Effect / 自動車産業 / 輸出シェア / 為替レートパススルー / 貿易理論モデル / 自国市場効果(HME) / 国内地域別輸出 / Intra-Industry Trade / Exchange Rate Pass-through / 日台貿易 |
研究概要 |
税関支局別の貿易データから県別・地域別の貿易データベースを構築することに成功した。このデータベースを用いることで、次の4点の研究論文としての研究成果が得られた。第一に、国内地域における県の輸出の成長に関しても、extensive marginが60%程度と重要な要因を占めていることが明らかにされた。第二に、為替レートパススルーは、従来の国や産業による違いだけではなく、国内の生産地域ごとにも違いがあることが示された。また、輸出における地域シェアが為替レートパススルーの水準に有意に影響を与えていることも示した。第三に、従来の国際貿易の研究に新たに国内地域を明示的に組み込んだ理論モデルと実証研究を行い、海外市場の成長が地理的優位性を持つ地域の輸出シェアを高めることを示した。第四に、対韓国と対台湾との日本の県別貿易において、産業内貿易とextensive marginが強い関係にあることを実証的に示した。
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