研究課題/領域番号 |
20530292
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
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研究機関 | 北海道教育大学 |
研究代表者 |
夏井 春喜 北海道教育大学, 北海道教育大学, 教授 (80155978)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2011年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 経済史 / 江南 / 田租と田賦 / 田底・田面 / 中国江南農村社会 / 租佃関係 / 戦時体制 / 日中戦争 / 江南農村社会 / 指佃完粮 / 田賦実物徴収 / 清郷工作 / 租賦併徴 |
研究概要 |
本研究計画は、日中戦争期・内戦期江南の農村社会の実態と変化を明らかにするものである。資料として、地方新聞、文書資料、1930、40年代の農村調査を用いた。戦時体制の下地主の収租は政府の支持なしには困難となり、政府も田賦を直接佃戸から徴収するようになったこと、田面価が田底価よりも高くなり、佃戸の土地所有権意識が強まったこと、国民政府が減租から自耕農創設へ政策転換を行ったことなどから、土地改革の条件が共産党による実行以前に生まれていたことが明らかになった。
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