研究課題/領域番号 |
20530435
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
橋爪 大三郎 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (10218399)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 本居宣長 / ネイション / プレ近代 / 国学 / 言語ゲーム |
研究概要 |
本研究は、プレ近代中期における本居宣長の業績が、幕末~明治期のネイション(日本国民としてのアイデンティティ)形成に決定的な役割を果たしたことを論証した。宣長が主導した国学は、仁斎や徂徠の方法を、無文字時代の日本を記述するテキスト『古事記』に適用するもので、当時の社会規範や制度のありようを、独自のテキスト操作によって実証的に明らかにした。これを基礎に、幕末期のネイション形成の言説が可能となった。
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