研究課題/領域番号 |
20530531
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 聖学院大学 |
研究代表者 |
相川 章子 聖学院大学, 人間福祉学部, 准教授 (60383303)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 障害者福祉 / ピアサポート / プロシューマー / 質的研究 / 語り(ナラティブ) / ソーシャルワーク / ピアサボート / ピア |
研究概要 |
プロシューマーとしてサービスの受け手から送り手となる構造には、ある状況が整えば新たなプロシューマー・ポジションを生成するプロセスがあることが解明された。一方で状況が整わずプロシューマー・ポジションが生成されない場合は、プロシューマーとしての固有性を生かすことができない《葛藤》におしつぶれてしまい辞職休職へ至ることは少なくない。これまでのコンシューマー・ポジション(サービスの受け手側)とプロバイダー・ポジション(サービスの提供者側)の線形的支援関係から、可変力動的なプロシューマー・ポジションを加えることによってより自由度の高い支援関係を構築することができることが明らかになった。プロシューマーには、消費-提供のバランスを保ち、新たな関係性を構築する固有の機能をもち、さらにリカバリーを継承していくという固有の価値をもつことを明らかにした。プロシューマーが新たな職種として位置づく社会的な意味のみならず、それらが精神保健福祉システムをリカバリー志向に向けてパラダイム変革を引き起こす可能性を持つものである。
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