研究課題/領域番号 |
20530540
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
鍾 家新 明治大学, 政治経済学部, 教授 (10281552)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2011
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研究課題ステータス |
完了 (2011年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 中国残留孤児 / 老後の実態 / 中国人養父母 / 高齢化社会 / 戦争の後始末 / 老後保障 / 満洲移民 / 近代化の時間差 / 現代戦争 / 祖国 / 老後の新支援策 / ボランティア / 老後の事態 / 老後生活 / 生活保護 / 年金 / 支出 / 死の受容 / 孤独 / 介護 |
研究概要 |
本研究は中国残留孤児の日本帰国後の老後の生活実態と老後保障の獲得過程を聴き取り調査によって明らかにした。本研究によって、人々は日本社会の戦争の後始末の手法と日本における社会福祉制度の本質を理解することができる。 本研究はつぎの9点を中心に分析した。<1>中国残留孤児の日本帰国が遅れた諸要因、<2>祖国「日本」への期待と現実との落差、<3>日本人のアジア感情と血統意識、<4>自主の日本人化への過程、<5>老後保障を求める背景としての生活の困窮、<6>老後保障を獲得した過程、<7>老後保障を求める根拠、<8>老後保障を求める過程での意図せざるをえなかった影響、<9>中国人養父母に対する感謝から拒絶への変化。
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