虚偽説得に対する防御技法としての警告技法の開発

• 研究課題/領域番号: 20530571
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 社会心理学
• 研究機関: 広島大学
• 研究代表者: 深田 博己 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (10112161)
• 研究協力者: 樋口 匡貴 広島大学, 大学院・教育学研究科, 准教授 ; 児玉 真樹子 広島大学, 大学院・教育学研究科, 講師 ; 塚脇 涼太 広島大学, 大学院・教育学研究科, 助教 ; 蔵永 瞳 広島大学, 大学院・教育学研究科, 博士課程後期・学生 ; 平川 真 広島大学, 大学院・教育学研究科, 博士課程前期・学生 ; 石井 里絵 広島大学, 大学院・教育学研究科, 博士課程前期・(元)学生 ; 辻口 朋美 広島大学, 教育学部, (元)学生 ; 深田 成子 比治山大学, 現代文化学部, 教授
• 研究期間 (年度): 2008 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2008年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
• キーワード: 説得 / 虚偽説得 / 事前警告 / 事後警告 / 説得抑制効果 / 詐欺 / 悪質商法 / 説得者の意図 / 説得者の虚偽意図 / 遭遇経験

研究概要

本研究では、悪質商法と詐欺を疑似説得の一形態である虚偽説得とみなした。悪質商法と詐欺に対する遭遇経験が高いこと、また、警告が被害防止に役立つことを実態調査から明らかにした。虚偽説得に及ぼす説得者の意図に関する警告の効果を中心に実験的に検討した結果、説得者の虚偽意図に関する事前警告と事後警告が、虚偽説得の効果を抑制することを解明した。警告情報のタイプによって、虚偽説得に及ぼす効果の大きさと効果の生起メカニズムが異なることを実証した。

研究成果

• [雑誌論文] 虚偽説得に及ぼす説得者の虚偽意図に関する事前警告と事後警告の効果 (2011)
  • 著者名/発表者名: 深田博己・平川真・塚脇涼太
  • 雑誌名: 広島大学心理学研究 第10号 ページ: 37-46
  • NAID: 120002970894
• [雑誌論文] 虚偽説得に及ぼす虚偽説得者の意図に関する事後警告の効果 (2011)
  • 著者名/発表者名: 深田博己・平川真・塚脇涼太
  • 雑誌名: 広島大学心理学研究 第10号 ページ: 27-36
  • NAID: 120002970893
• [雑誌論文] 虚偽説得に及ぼす虚偽説得者の意図に関する事後警告の効果 (2011)
  • 著者名/発表者名: 深田博己
  • 雑誌名: 広島大学心理学研究 巻: 10 ページ: 27-36
  • NAID: 120002970893
• [雑誌論文] 虚偽説得に及ぼす説得者の虚偽意図に関する事前警告と事後警告の効果 (2011)
  • 著者名/発表者名: 深田博己
  • 雑誌名: 広島大学心理学研究 巻: 10 ページ: 37-46
  • NAID: 120002970894
• [雑誌論文] 虚偽説得に及ぼす虚偽説得者の意図に関する事前警告の効果 (2010)
  • 著者名/発表者名: 深田博己・石井里絵・塚脇涼太
  • 雑誌名: 広島大学心理学研究 第9号 ページ: 81-99
  • NAID: 120002023617
• [雑誌論文] 通知文書による虚偽説得に及ぼす事前警告の効果 (2010)
  • 著者名/発表者名: 深田博己・樋口匡貴・深田成子
  • 雑誌名: 広島大学心理学研究 第9号 ページ: 71-79
  • NAID: 120002023616
• [雑誌論文] 悪質商法と詐欺に対する大学生の警告接触経験 (2010)
  • 著者名/発表者名: 深田博己・石井里絵
  • 雑誌名: 広島大学心理学研究 第9号 ページ: 61-70
  • NAID: 120002023615
• [雑誌論文] 悪質商法と詐欺に対する大学生の警告接触経験 (2010)
  • 著者名/発表者名: 深田博己
  • 雑誌名: 広島大学心理学研究 9 ページ: 61-70
  • NAID: 120002023615
• [雑誌論文] 通知文書による虚偽説得に及ぼす事前警告の効果 (2010)
  • 著者名/発表者名: 深田博己
  • 雑誌名: 広島大学心理学研究 9 ページ: 71-79
  • NAID: 120002023616
• [雑誌論文] 虚偽説得に及ぼす虚偽説得者の意図に関する事前警告の効果 (2010)
  • 著者名/発表者名: 深田博己
  • 雑誌名: 広島大学心理学研究 9 ページ: 81-99
  • NAID: 120002023617
• [雑誌論文] 悪質商法と詐欺に対する大学生の遭遇経験 (2009)
  • 著者名/発表者名: 深田博己・石井里絵・児玉真樹子・樋口匡貴
  • 雑誌名: 広島大学心理学研究 第8号 ページ: 197-208
  • NAID: 120001385199
• [雑誌論文] チラシ広告による虚偽説得に及ぼす事前警告の効果 (2009)
  • 著者名/発表者名: 深田博己・児玉真樹子・樋口匡貴・蔵永瞳・辻口朋美
  • 雑誌名: 説得交渉学研究 第1巻 ページ: 19-32
  • NAID: 40017303529
  • 査読あり
• [雑誌論文] 悪質商法と詐欺に対する大学生の遭遇経験 (2009)
  • 著者名/発表者名: 深田博己
  • 雑誌名: 広島大学心理学研究 8 ページ: 197-208
  • NAID: 120001385199
• [雑誌論文] チラシ広告による虚偽説得に及ぼす事前警告の効果 (2009)
  • 著者名/発表者名: 深田博己
  • 雑誌名: 説得交渉学研究 1(印刷中)
  • NAID: 40017303529
  • 査読あり
• [学会発表] 虚偽説得に及ぼす説得者の意図に関する事前警告の効果 (2010)
  • 著者名/発表者名: 塚脇涼太・深田博己
  • 学会等名: 日本心理学会大74回大会
  • 発表場所: 大阪大学
  • 年月日: 2010-09-20
• [学会発表] 虚偽説得に及ぼす説得者の意図に関する事前警告の効果 (2010)
  • 著者名/発表者名: 塚脇涼太
  • 学会等名: 日本心理学会第74回大会
  • 発表場所: 大阪大学
  • 年月日: 2010-09-20
• [学会発表] 通知文書による虚偽説得に及ぼす事前警告の効果 (2009)
  • 著者名/発表者名: 深田博己・樋口匡貴・深田成子
  • 学会等名: 中国四国心理学会第65回大会
  • 発表場所: 香川大学
  • 年月日: 2009-10-25
• [学会発表] 悪質商法と詐欺に関する大学生の警告接触経験(2) (2009)
  • 著者名/発表者名: 石井里絵・深田博己
  • 学会等名: 中国四国心理学会第65回大会
  • 発表場所: 香川大学
  • 年月日: 2009-10-24
• [学会発表] 悪質商法と詐欺に対する大学生の警告接触経験(2) (2009)
  • 著者名/発表者名: 石井里絵
  • 学会等名: 中国四国心理学会第65回大会
  • 発表場所: 香川大学
  • 年月日: 2009-10-24
• [学会発表] 悪質商法と詐欺に関する大学生の警告接触経験 (2009)
  • 著者名/発表者名: 石井里絵・深田博己
  • 学会等名: 日本説得交渉学会第2回大会
  • 発表場所: 昭和女子大学
  • 年月日: 2009-08-30
• [学会発表] 悪質商法と詐欺に対する大学生の警告接触経験 (2009)
  • 著者名/発表者名: 石井里絵
  • 学会等名: 日本説得交渉学会第2回大会
  • 発表場所: 昭和女子大学(東京都)
  • 年月日: 2009-08-30
• [学会発表] 悪質商法・詐欺に関する対する大学生の遭遇経験の実態 (2008)
  • 著者名/発表者名: 深田博己・石井里絵・児玉真樹子・樋口匡貴
  • 学会等名: 中国四国心理学会第64回大会
  • 発表場所: 広島文教女子大学
  • 年月日: 2008-11-23
• [学会発表] 悪質商法・詐欺に対する大学生の遭遇経験の実態 (2008)
  • 著者名/発表者名: 深田博己
  • 学会等名: 中国四国心理学会第64回大会
  • 発表場所: 広島文教女子大学
  • 年月日: 2008-11-23
• [学会発表] チラシ広告による虚偽説得に及ぼす事前警告の効果 (2008)
  • 著者名/発表者名: 深田博己・児玉真樹子・樋口匡貴・蔵永瞳・辻口朋美
  • 学会等名: 日本説得交渉学会第1回大会
  • 発表場所: 慶應義塾大学
  • 年月日: 2008-10-26
• [備考] ホームページ等