研究課題/領域番号 |
20530611
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 名古屋学院大学 |
研究代表者 |
谷口 篤 名古屋学院大学, スポーツ健康学部, 教授 (10167504)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2012年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 漢字学習 書字練習 空書 学習方略 / 漢字学習 / 書字練習 / 漢字知識 / 記憶表象 / 筆順アニメーション / 学習方略 / 記憶方略 / 筆順 / 学習過程 |
研究概要 |
書字練習による漢字学習効果を普段の漢字学習行動、漢字学習方略、漢字知識の関係から検討した。実験の結果、書字練習による漢字学習の効果は、漢字知識表象としての漢字の形態表象や音読訓読の読み表象、漢字の意味表象という従来いわれてきた漢字知識表象だけでなく、書字の筋運動表象、視覚運動表象にも深く関わっていることが明らかになった。さらに、書字練習は学習者の漢字知識や学習方略に関係なく、漢字学習を促進しており、改めて、漢字の書字練習の有効性が確認できた。ただし、書字練習は、実際に筆記用具を用いて書くだけでなく、空書や、漢字書字過程のアニメーションによる学習でも効果があり、心的表象としての漢字表象の活性化が重要であることが示された。
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