配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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研究概要 |
1.子どもの内在化・外在化問題行動には共通要因があることを,各測度の因子分析によって明らかにした。 2.うつの教師用評定尺度を開発した。 3.児童・生徒にとってもっとも大きく身近にある内在化・外在化問題行動のリスク要因および保護要因として,本年度は在席する学級でのポジティブな相互作用の程度を取り上げた。クラスメートとのポジティブな相互作用の程度を測定する十分な信頼性(α=.73-.93)と妥当性を備える尺度を作成した。学級でのポジティブな相互作用が,どのようにうつや不安に影響するかを713名の中学1年生生徒を対象として,time1(4月),time2(5月),time3(7月)に上記尺度とともに,Kiss-18,SLST,自尊感情尺度,DSRS,STAI-Yを実施し,前のtime測定から後のtime測定結果を重回帰分析で予測した。クラスメートとのポジティブな相互作用を促進させることが,保護要因を高めることが実証された。
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