研究課題/領域番号 |
20530850
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
森脇 健夫 三重大学, 教育学部, 教授 (20174469)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 教師の力量形成 / 授業スタイル / ライフヒストリー的アプローチ / 観の形成 / ライフヒストリー研究 / 授業スタイル形成 / 教師文化 / 教師のサークル活動 / 教師の観の形成 / ライフヒストリー的なアプローチ / 教員文化 / サークル(教師の) / 出会いとこだわり |
研究概要 |
教師の力量形成を授業スタイルの形成ととらえ、授業スタイルの形成に「教師文化」(例えば学校文化や教師の自主的なサークルの文化)などが影響するかについて、その教師のライフヒストリーを追うことによって明らかにした。 結論を一般化することはできないが、ある自主的な教師サークルに属する教師へのインタビューによれば、そのサークルの文化(例えば、教育技術を共有する、とか地域学習の単元を協同でつくりだす)ことが自分自身の授業スタイル形成に上で決定的な影響を与えていることが明らかになった。とくにそれは実践報告を通してというよりは、一緒にフィールドワークし、授業をつくりだすという協同の作業を通してサークル文化が伝えられるということが明らかになった。教師の力量形成には、学校文化や官製の研修等も影響を与えるが、自主的な教師サークルを通して伝えられる教師文化の力が大きな影響を与え、伝搬する。
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