研究課題/領域番号 |
20540250
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
吉永 尚孝 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (00192427)
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研究分担者 |
東山 幸司 千葉工業大学, 工学部, 助教 (60433679)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 原子核構造 / 中重核 / 殻模型 / 核子対殻模型 / 生成座標法 / シッフモーメント / 電気双極子モーメント / 磁気双極子モーメント / 2核子コア結合模型 / 集団運動 / 核子対殻型 / 高スピン / ダブレットバンド |
研究概要 |
本研究では中重核領域の原子核構造およびシッフモーメントについて研究を行い、次のような研究成果を得た。(1)中性子過剰なSe、As、Ge、Gaアイソトープに対して殻模型計算を行い、計算で得られたエネルギーレベルと電磁遷移を実験値と比較した。殻模型の結果の解析から、高スピン領域では0g9/2軌道にある中性子2個の整列が現れることを確認した。(2)遷移核の構造を調べるため、生成座標法による計算の新しいアルゴリズムを開発した。この理論のSe、Ge偶偶核への適用により質量数80領域の三軸非対称変形の重要性を示した。(3)質量数130領域の原子核の基底状態について、核子固有のEDMにより生じるシッフモーメントを殻模型により計算した。また、シッフモーメントの結果を用いて129Xe原子のEDMの上限値を評価した。
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