研究課題/領域番号 |
20540265
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
國廣 悌二 (国広 悌二) 京都大学, 理学研究科, 教授 (20153314)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 原子核理論 / 量子色力学(QCD) / QCD臨界点 / カイラル相転移 / カラー超伝導 / ベクトル相互作用 / 軸性異常 / クォークスペクトル / 3ピーク構造 / 量子色力学 / 臨界点 / 相対論的流体方程式 / 密度ゆらぎ / 熱ゆらぎ / マッハコーン / QCD / 相転移 / カイラル対称性 / エントロピー生成 / 輸送係数 |
研究概要 |
量子色力学(QCD)の有効模型を用いて、電荷中性条件下のクォーク物質は臨界点が複数存在する複雑な相構造を持ち得ることを明らかにした。臨界点付近においては、エネルギー揺らぎが支配的になることを示し、その実験的検証方法を提案した。散逸系に対する相対論的流体方程式を「くりこみ群法」により系統的に導出した。QCD物質の「早期熱化」は古典ヤン・ミルズ場のカオス的な振る舞いに帰着され得ることを示した。また、相対論的場の理論による輸送係数の新しい計算方法を開発した。高温ではクォークのスペクトルに超低エネルギーの集団的励起分枝が存在することを明らかした。
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