研究課題/領域番号 |
20540331
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
伊藤 正久 群馬大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90124362)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | X線磁気回折 / 磁気モーメント / スピン磁気モーメント / 軌道磁気モーメント / 密度分布 / 硬磁性体 / 磁気モーメント密度分布 / スピンモーメント / 軌道モーメント / 強磁性体 / 放射光X線 / 希土類化合物 / 磁気形状因子 / スピン磁気形状因子 / 軌道磁気形状因子 |
研究概要 |
c軸が磁化困難軸である希土類化合物硬磁性体CeRh3B2の放射光X線磁気実験を行ない、hk0系列逆格子点においてスピンおよび軌道磁気形状因子を得た。それらの和である全磁気形状因子と、中性子回折実験にて得られていた0kl系列の全磁気形状因子(文献値)を組み合わせた全データに最大エントロピー法を適用し、全磁気モーメントの3次元密度分布を得ることに成功した。Ceサイトに4f電子に由来すると思われる磁気モーメント密度分布を観測した。本研究により放射光X線磁気回折と偏極中性子回折のそれぞれの特徴を活かした硬磁性体の3次元磁気モーメント密度解析手法が確立された。
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