研究課題/領域番号 |
20540361
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
小田 祺景 兵庫県立大学, 大学院・物質理学研究科, 客員研究員 (50029526)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 強相関電子系 / 金属物性 / 物性実験 / 超伝導 / 磁性 |
研究概要 |
我々は、3d-band化合物でかつ強磁性に近い遍歴電子系であるチタンコバルト(TiCo)が約50mKで超伝導になることを見いだした。まず、常伝導状態における物性を測定し、それが強磁性に近い物質特有の特性を持っていることを確認した。また、この物質は微量の強磁性クラスターを含み、典型的な磁気余効が観測されること示した。強磁性クラスターの大きさと量が超伝導転移温度に敏感に関係していることを明らかにした。また遍歴強相関電子系の関連研究として、やや複雑な構造のLaPt3Siなどの測定を行った。
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