配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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研究概要 |
ナノ界面系における新奇な潤滑現象を中心にコンピュータシミュレーションと理論解析の方法で調べた。潤滑の発生方法としては,表面原子層に時間空間的変調波を励起することに着目した。そして解析の結果,変調パラメータに対して多様かつ新奇な潤滑現象が現れることが分かった。潤滑状態では表面原子の断熱運動及び緩和効果が重要であることが理解された。これをもとに非平衡現象及び超潤滑効果等に関する理解が深まり,複雑なダイナミクスも明らかにできた。そして関連物理系において,上記潤滑と関係する現象も調べることで,新奇な潤滑についての包括的な理解を得た。
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