研究課題/領域番号 |
20540477
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地球宇宙化学
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研究機関 | 独立行政法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
越川 昌美 (金尾 昌美 / 越川 昌美(金尾昌美)) 独立行政法人国立環境研究所, 地域環境研究センター, 主任研究員 (80291045)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2012年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2011年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 有機錯体カルシウム / 有機錯体アルミニウム / 渓流水 / 土壌溶液 / カルシウムイオン選択性電極 / 環境分析 / 水圏現象 / 渓流 / 酸性降下物 / 土壌 / 生物圏現象 / 土壌圏現象 |
研究概要 |
酸性降下物等により森林土壌からのカルシウム(Ca)流出が増加すると、Ca欠乏が動植物の生育に悪影響を及ぼすことが懸念される。本研究では、水に溶解しやすく土壌に保持されにくい有機錯体CaによりCa流出が加速される可能性に着目し、「森林土壌から渓流に流出する溶存態Caは、Caイオンとして存在するのか、可溶性有機錯体として存在するのか」を明らかにすることを目的とした。Ca選択性電極を利用した可溶性有機錯体Caの定量方法を開発する過程で,従来注目されてこなかった,電極リガンドが有機錯体CaからCaイオンを引き剥がしてCaイオン濃度を過大評価する現象が明らかになった。この現象の影響を受けないで有機錯体Caの定量が可能となる条件を検討したが,環境試料がこの条件を満たすことは希であり,渓流水試料中の有機錯体Caの定量は困難であることが判明した。
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