研究課題/領域番号 |
20550005
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
三上 直彦 東北大学, 大学院・理学研究科, 名誉教授 (70004447)
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連携研究者 |
松田 欣之 東北大学, 大学院・理学研究科, 助教 (70400223)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 分子分光 / 反応中間体構造解析 / 芳香族求核置換反応中間体 / σ-complex / 分子クラスター / ベンゼン・メタノールクラスター / プロトン付加水クラスター / アセトン2量体 / 光イオン化誘起異性化反応 / C_6F_6・NH_3クラスター / フォルムアミド・水クラスター / 水素結合形態変化 / 水和メタノールクラスター / HCP分子 / 前期解離反応機構 / レーザー分光 / 気相イオン / 反応制御 |
研究概要 |
超音速分子線・赤外分光解析法によって下記の分子クラスターイオン種の構造を解析した。 1.[(C_6F_5NH_3)_n]^+(n=1,2)の構造が芳香族求核置換反応中間体として想定されていたs-complex型であることを始めて実証し、[Benzene-(Methanol)n]+(n=2,3)も同様の解析から、s-complex型であることを明らかにした。 2.大サイズH^+(H_2O)_n (n=21~200)の水素結合ネットワーク形態を解析し、サイズ増大とともに液体水から固体氷のネットワーク形態に類似してくる様子を見出し、その形態が内部エネルギーに強く依存することを明らかにした。 3.酢酸やアセトンの2量体等の光イオン化後に起きる異性化反応について、エノール型カチオンが生成することを見出し、反応経路の解析や最安定構造の解析を行った。
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