研究課題/領域番号 |
20550014
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
若井 千尋 京都大学, 化学研究所, 助教 (40293948)
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研究分担者 |
松林 伸幸 京都大学, 化学研究所, 准教授 (20281107)
中原 勝 京都大学, 化学研究所, 教授 (20025480)
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連携研究者 |
中原 勝 京都大学, 化学研究所, 教授 (20025480)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | イオン液体 / 溶媒和 / 液体構造 / ベンゼン / NOE / NMR / 水 |
研究概要 |
イオン液体中のギ酸、水、ベンゼン分子の溶存状態と配向構造について、核磁気共鳴装置を用いて解析した。イオンによる強い溶媒和によってギ酸分子はイオン液体中で安定に存在し、ギ酸分解反応は逆反応が進行し、水素と二酸化炭素からギ酸が生成することを明らかにした。イオン液中の水分子は微量の不純物である強酸に強く配位されており、2回以上の再結晶が必要であることを示した。極性分子である水分子はイミダゾールの2位の水素原子と強く相互作用しているのに対し、無極性分子であるベンゼンはイミダゾール環と平行に配向していることを核オーバーハウザー効果測定によって明らかにした。
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