研究課題/領域番号 |
20550103
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
坂口 聡 関西大学, 化学生命工学部, 准教授 (50278602)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 錯体 / 有機金属触媒 / 不斉合成反応 / 配位子デザイン / 含窒素複素環式カルベン / パラジウム錯体 / 酸化的Heck型反応 / 遷移金属触媒反応 / 不斉触媒反応 / アニオン性アミデート錯体 / 配位化学 / 酸化的Heck反応 / 不斉共役付加反応 / 立体選択性の逆転 / アニオン性アミデートPd錯体 / β-アミノアルコール / カルベンAg錯体 / アゾリウム塩 |
研究概要 |
キラルなβ-アミノアルコールからヒドロキシ-アミド官能基化された一連のヨウ化および塩化アゾリウムを効率よく合成する手法を開発した。得られたアゾリウム塩をNHC配位子としてPd種に配位させるために、NHC-Ag錯体を中間体として経由する配位子移動反応を採用し、その結果様々なNHC-Pd錯体を合成することに成功した。NHC-Pd錯体の分子構造は、X線結晶構造解析により明らかにした。キラルな多座配位型ジアニオン性アルコキシ/アミデート/NHC-Pd錯体は、室温下でのアリールボロン酸と鎖状アルケンの酸化的Heck反応を触媒し、高い不斉収率で対応するカップリング生成物が得られた。
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