研究課題/領域番号 |
20550142
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境関連化学
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研究機関 | 独立行政法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
井伊 伸夫 独立行政法人物質・材料研究機構, ナノスケール物質萌芽ラボ, 主席研究員 (50343851)
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研究分担者 |
笹井 亮 島根大学, 総合理工学部・物質化学科, 准教授 (60314051)
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連携研究者 |
板倉 剛 名古屋大学, エコトピア科学研究所, 助教 (20402498)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | LDH / 脱炭酸 / アニオン交換 / 水熱鉱化 / 排水処理 / 層状複水酸化物 / 鉱化剤 / アニオン交換材料 / 脱炭酸イオン / レアメタル回収 / 流通処理 |
研究概要 |
排水の汚染アニオン除去システムを構築するため、LDH(層状複水酸化物)を用いた汚染アニオン吸着・濃縮・脱離プロセス、及び、汚染アニオンの鉱化剤による鉱化プロセスの検討を行い、下記の成果を得た。(1)新規の脱炭酸イオン溶液の開発により、穏和な条件でLDHの脱炭酸イオンを行うことに成功した。これによって吸着剤であるLDHの再生が可能となり、吸着-脱離-再生のサイクルが実現した。(2)消石灰を鉱化剤として使用し、汚染アニオン濃縮溶液の水熱処理することによってホウ素やヒ素について鉱物化が可能となった。また、処理排水のpHの調整により、塩化カルシウム水溶液で連続的な鉱化処理が可能となった。
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