研究課題/領域番号 |
20550190
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
山本 隆 山口大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (00127797)
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研究分担者 |
浦上 直人 山口大学, 大学院・理工学研究科, 講師 (50314795)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | らせん高分子 / 構造形成 / 結晶化 / 分子認識 / コンピュータ・シミュレーション / 高分子 / 分子シミュレーション / キラリティ / らせん構造 / 結晶成長 |
研究概要 |
本研究では、複雑な螺旋高分子における結晶化の分子過程とそこでの明瞭な分子認識メカニズムの解明を目指した。先ず、分子内自由度を凍結した分子モデルを用いた大規模なMC計算から結晶のキラリティーと格子対称性とが明瞭な一対一の対応を示すことを明らかにした。更に、上記の拘束を外した一般的な条件下での秩序構造形成の研究から、キラルな六方相の結晶化が著しく速いこと、配向非晶質状態からの結晶化では成長速度が非常に加速されることなどを見出し、螺旋高分子が分子内・分子間秩序の高度な協同過程を通して三次元結晶を形成していく過程を"直接観測"することに成功した。
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