研究課題/領域番号 |
20559001
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
古荘 義雄 名古屋大学, 工学研究科, 准教授 (00281270)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,000千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 600千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 超分子化学 / 相補性 / 塩橋 / トポロジカル構造 / ロタキサン / スイッチ / 二重らせん / テンプレート合成 / トポロジカル超分子 / カテナン |
研究概要 |
m-ターフェニル骨格を、よりシンプルなm-ジエチニルベンゼン骨格で置き換えたアミジン2量体とカルボン酸2量体からなる、相補的な構造をもつ二重らせんを設計・合成した。また、片方の末端にアルデヒド基を有するカルボン酸誘導体およびアミノ基を有するカルボン酸誘導体をそれぞれ合成し、イミン形成反応について検討を行った。その結果、アゾベンゼンで繋がった光学活性アミジンの二量体をテンプレートとして用いると反応速度が著しく増大することが明らかとなった。さらに、両末端にオレフィン部位を持つ光学活性なアミジンとアキラルなカルボン酸を合成し、有機溶媒中で混合することにより得られたプレカテナンをGrubbs触媒を用いて閉環反応を行い、目的とする[2]カテナンを68%の収率で得た。また、酸と塩基、あるいはZn2+イオンとクリプタンドを加えることで、[2]カテナンの2つのマクロサイクル間の相対運動性が制御できることを確認した。
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