研究課題/領域番号 |
20560063
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
呂 戦鵬 東北大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (30419999)
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研究分担者 |
庄子 哲雄 東北大学, 大学院・工学研究科, 教授 (80091700)
竹田 陽一 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教 (40374970)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 環境強度 / 応力腐食割れ / 弾塑性異方性 / 高温水 / 電気化学 / 構造材料 / 軽水炉 |
研究概要 |
沸騰水型軽水炉(BWR)および加圧水型軽水炉(PWR)模擬環境における、オーステナイト合金の応力腐食割れ(SCC)に及ぼす微視的構造と機械的異方性の影響、および環境因子の影響を、実験と理論的手法によって体系的に調査した。模擬PWR一次冷却水環境中にて, 準三次元圧延した316L鋼よりも, 一次元圧延した316L鋼により有意な高いき裂進展速度が観察された.288oC純水中の酸素富化条件および脱気条件における, 温間圧延を施した304NG鋼のSCCき裂進展速度は、T-L方向のき裂進展速度はL-T方向のそれよりも大きる。冷間加工したステンレス鋼は、腐食電位を低下させても大きなSCCの軽減効果を呈さなかった。316NG鋼溶接熱影響部における微視的構造の変化と結晶方位差を評価し、その相関性を実証する目的でSCC試験を実施した。
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