研究課題
基盤研究(C)
多軸・複合工作機械の熱変形特性向上のための結合部の設計指針について検討した結果,以下の事項が明らかとなった.1)結合面の接触状態に偏りがあると,接触熱抵抗は,一様な接触状態時より,大きくなる.2)結合面接触熱抵抗を考慮して,構造の熱変形解析を行うことにより,多軸・複合工作機械の熱変形特性をほぼ推定可能である.3)結合面の接触熱抵抗を制御することにより,工作機械の熱変形特性を改善できる.
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精密工学会 76巻,6号
ページ: 653-657
130000421844
精密工学会誌
巻: 76巻 ページ: 653-657