配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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研究概要 |
新規に開発された熱可逆性ゲル状潤滑剤のトライボロジー特性と応用展開の可能性を検討した.基油に10-40%のアミドタイプのゲル化剤を含有するゲル状潤滑剤はゲル化剤の融点でゲルからゾルに可逆的に変化する油剤である.まず,ゲル状潤滑剤と基油の相違を明確にするため高圧物性を測定し,状態図の作成を行った.次に,スラスト玉軸受寿命試験を行った結果,グリースに比べゲル状潤滑剤の油膜形成状態が良く,長寿命になることが分かった.これはゲル化剤の良好な吸着作用によるものであることを明らかにした.
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