研究概要 |
水平円柱,平板及びねじり発熱体における種々ガス(ヘリウム,二酸化炭素,アルゴン,窒素)の強制対流非定常熱伝達について広い範囲で実験を行い,指数関数状上昇する熱入力の周期や流速,ガスの種類などによる影響を考察した。実験は,周期が45msから17s,流速が1m/sから10m/s,の範囲で行った。ヘリウムガスの熱伝導率が他のガスより高いことより,熱伝達係数も高いことが解った。種々圧力・温度条件下の実験データに基づいて,種々ガスの準定常熱伝達及び非定常熱伝達の実験式を求めた。また,理論解析も行い,実験データとの比較検討を行い,非定常熱伝達のメカニズムを調べた。
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