研究課題
基盤研究(C)
電荷密度波の巨視的量子状態を利用したデバイスについての基礎研究を行った。バルク結晶における非局所伝導の実験と微小結晶試料における電極作成技術についての実験を行った。その結果、擬一次元伝導体o-TaS_3における電荷密度波状態に、これまで知られているものとは異なる非局所的伝導が存在することが実験的に明らかになった。この現象は、トポロジカル欠陥の運動として理解することができる。
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