配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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研究概要 |
本研究では,ISDB-Tワンセグメントサービスの強調受信方式を提案し,その特性を解析した.小型のワンセグ移動受信端末では,ダイバーシティのための複数のアンテナを効率的に設置することが困難であり,十分なダイバーシティゲインを必ずしも得ることができない.このような問題に対して,複数の受信機間で専用のBluetoothネットワークなどを利用して受信データの情報を交換し受信特性を向上する強調受信は有効な解決策である.しかしながら,専用通信ネットワークの通信容量には限りがあるため,伝送路情報や,サブキャリア情報の効率の良い交換方式を開発する必要がある.本研究では出来るだけ交換する情報量を減らし,最大限のダイバーシティ効果を得るための方式について検討を行い,良好な特性が得られることを確認した.
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