研究概要 |
本研究の柱は,(1)舗装に作用する荷重分布の計測,(2)静的および動的舗装構造解析,(3)維持管理に必要な舗装構造診断,である.(1)については,接地圧を計測できるセンサーを新たに開発し,フォースプレートに密に配置することにより, 分布圧測定の精度が向上した.(2)については,衝撃荷重の作用を受ける舗装構造の理論解を誘導した.これにより,変位や応力伝播の計算が可能となった.(3)については,舗装構造の非破壊試験としてFWD試験機が普及しているが,この試験機で計測した表面たわみから波動理論を用いて舗装を構成する各層の弾性係数,減衰係数を推定することが可能となった.
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