研究課題
基盤研究(C)
本研究では,ケーソン式海岸構造物連結目地など,構造の代表長さに比べて極めて微小な領域での発生が報告されている流体共振現象に関して,実際の海象条件下における流体共振の発生条件および発生規模の体系化を試みた.既往研究で蓄積された直交入射の場合における目地内での流体共振特性を基礎に研究を発展させ,実際の海象条件で重要な要素となる波向きおよび波の不規則性に関する知見を実験的に整理し,体系化に向けた理論モデルの構築をおこなった.
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