研究課題
基盤研究(C)
冷間ロール成形角形鋼管の高温時と加熱後冷却時の圧縮試験と数値解析を行い、局部座屈を伴う柱材の軸圧縮挙動に関する多数の物理的実験データを蓄積するとともに理論的な分析考察を行った。ここで、定常温度下と非定常温度下とで実施した二種類の短柱圧縮実験において、ひずみ塑性率が殆ど同じあるとの実験的事実を確認したことは極めて重要である。この知見を各種の温度や軸荷重下で行った鋼柱の曲げ座屈実験結果に適用することにより、局部座屈の影響を分析することができる。
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