配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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研究概要 |
本研究では標準設計型小学校教室を対象とし,機能計画・音響性能の面から内部空間をリモデルして運用の柔軟性を高めることで,今なお大多数を占める学習空間の基本単位を現代的な教育ニーズに適合させる方法を検討した。国内外の既存教室改修の事例調査を経て,実際の小学校教室を対象に,授業観察・ヒアリングを元にインテリアの改装および家具の入れ替えによる簡易リモデルを施した実験教室を設営した。実験教室では家具の可動性を高め,全周を板書可能にすることで学習活動の柔軟性を向上させると共に,音響性能・光環境の改善を図った。授業で使用・評価した結果,教室空間のリモデルを行う上での実際的な課題が明らかになったとともに,環境改善により学習活動の多様化をサポートできることが実証された。
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