研究課題/領域番号 |
20560601
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
西澤 泰彦 名古屋大学, 環境学研究科, 准教授 (80242915)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2012年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2011年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 近代建築 / 地方都市 / 愛知県 / 建築家 / 木造 / 鉄筋コンクリート造 / 建築学会 / 名古屋市 / 豊橋市 / 日本建築士会 / 関西建築協会 |
研究概要 |
本研究は、愛知県に拠点を置いた建築家の活動概要を明らかにし、その評価をおこなったものである。その結果、次のことが判明した。 1点目は、組織について、愛知県や名古屋市の建築組織が民間の建築組織に比べて巨大で、活動量も多く、大きな影響力を持っていたこと、 2点目は、「民」において個人の建築事務所が成立する素地は1920年代になって確立されたこと、 3点目は、「官」「民」ともに人材を輩出・供給する教育機関として1906年開校の名古屋高等工業学校に設けられた建築科が果たした役割が大きかったこと、 4点目は、「官」の建築組織よって設計された公共性の高い建築が都市の近代化に貢献したこと、 5点目は、そのような建築家の活動が全国的には報じられることが稀有であったことである。
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