研究課題
基盤研究(C)
準結晶とは並進対称性を持たないにもかかわらず高い実空間秩序構造をもつ固体であり、その物性に大きな興味が持たれていた。また、準結晶中のそれと同じ局所原子構造を持つ結晶は近似結晶と呼ばれるが、その物性を解明する事は準結晶の物性を理解する上で大きな役割を果たすと考えられた。そこで本研究では、準結晶の物性を特に不純物置換の観点から調べる事、近似結晶の物性を詳しく調べ準結晶との差異を明確にする事、および関連する結晶物質群中に新規な物性を探る事を目的として研究を行った。本研究から、磁性不純物として十分に希釈された希土類原子を導入した場合にも、準周期系に特徴的な磁気相関が見られる事、近似結晶においても準結晶と同様な磁気相関が見られる事が見いだされたが、これらは準結晶中の磁気相関が局所的な原子構造(原子クラスター)および電子構造に起因する事を示唆している。関連する物質群でもいくつかの興味深い物性が見いだされた。
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IOP LabTalk
http://iopscience.iop.org/0953-8984/labtalk-article/45375
Condens.Matter 23
J.Phys. : Condens. Matter
巻: 23
Phys.Rev.B 81
J.Phys.Soc.Jpn. 78
http://sato.issp.u-tokyo.ac.jp