研究課題/領域番号 |
20560661
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 鈴鹿工業高等専門学校 |
研究代表者 |
南部 智憲 鈴鹿工業高等専門学校, 材料工学科, 准教授 (10270274)
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研究分担者 |
湯川 宏 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 助教 (50293676)
松本 佳久 (松本 桂久) 大分工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (40219522)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 水素透過膜 / 耐水素脆性 / 水素透過能 / ニオブ / 固溶水素濃度 / 合金効果 / 合金設計 |
研究概要 |
Nb-W系水素透過合金の機械的性質、水素化特性および水素透過能に及ぼす合金効果を調査し、得られた結果より、耐久性向上に向けたNb-W系合金の設計指針を確立した。実験結果より、NbへのMo添加は固溶水素量の抑制効果が大きく、W添加は加工硬化したNb合金の軟化温度を向上させることが明らかとなった。さらに、NbにWとMoとを共添加することによって、加工性を維持しつつ、耐熱性および耐水素脆性に優れ、かつ高い水素透過能を発揮することがわかった。一方、Nb膜とPd触媒層との間に酸化物層を形成することによって、Pd触媒層とNb膜との相互拡散反応が防止され、水素透過能の耐久性が向上することが明らかとなった。
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