軟化成形プロセス制御によるナノフォトニクスガラスの創製と特性

• 研究課題/領域番号: 20560693
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 金属生産工学
• 研究機関: 愛媛大学
• 研究代表者: 武部 博倫 愛媛大学, 大学院・理工学研究科, 教授 (90236498)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2010年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
• キーワード: 酸化物ガラス / ナノ構造 / 熱インプリント法 / 高温物性 / フォトニクス / ガラスファイバ / プロセス工学 / ナノインテグレーション / ナノインプリント / 光ファイバ / フォトニック結晶ファイバ

研究概要

低温軟化性透明スズリン酸塩(SP)ガラスを作製し、ガラス転移温度、屈折率、粘度などの基礎物性を評価した。SP ガラスへの正方格子パターンの転写性に及ぼす熱インプリント成形条件の影響を調べた。成形の温度、圧力及び時間を最適化することで、正方格子パターンの再現性の良い転写が可能であった。SPガラスに形成したドットパターン部へ白色光を入射し、試料の傾斜角度を変化させることで、分光が可能であることを確認した。

研究成果

• [雑誌論文] Analysis of Viscoelastic Flow in Tin Phosphate Glass (2010)
  • 著者名/発表者名: J.Cha, Y.Ashida, H.Takebe
  • 雑誌名: Proceedings of International Congress on Ceramics 3
• [雑誌論文] Analysis of viscoelastic flow in tin phosphate glass (2010)
  • 著者名/発表者名: J.Cha, Y.Ashida, H.Takebe
  • 雑誌名: Proceedings of International on Ceramics 巻: 3
• [雑誌論文] Effect of Thermal Imprinting Conditions on Fabricated Micro/nano Patterns in Tin Phosphate Glass (2009)
  • 著者名/発表者名: S.Takata, S.Nakamura, J.Cha, H.Takebe, 他4名
  • 雑誌名: Journal of the Ceramic Society of Japan Vol.117,No.8 ページ: 783-785
  • NAID: 10025968399
  • 査読あり
• [雑誌論文] Compositional Dependence of the Luminescence Properties of Mn^<2+>-doped Metaphosphate Glasses (2009)
  • 著者名/発表者名: M.Kawano, H.Takebe, M.Kuwabara
  • 雑誌名: Optical Materials 32 ページ: 277-280
  • 査読あり
• [雑誌論文] Sintering Behavior of BaO-P_2O_5-B_2O_3 Glass Powders (2009)
  • 著者名/発表者名: H.Takebe, W.Nonaka, M.Kuwabara
  • 雑誌名: Glass Technology-European Journal of Glass Science and Technology Part A 50 ページ: 277-279
  • 査読あり
• [雑誌論文] Effect of Thermal Imprinting Conditions on Fabricated Micro/nano Patterns in Tin Phosphate Glass (2009)
  • 著者名/発表者名: S.Takata, S.Nakamura, H.Takebe, 他, 5名
  • 雑誌名: Journal of the Ceramic Society of Japan 117 ページ: 783-785
  • NAID: 10025968399
  • 査読あり
• [雑誌論文] Effect of Thermal Imprinting Conditions on Fabricated Micro/nano Patterns in Tin Phosphate Glass (2009)
  • 著者名/発表者名: S. Takata, S. Nakamura, H. Takebe, 他, 5名
  • 雑誌名: Journal of the Ceramic Society of Japan 117(掲載決定)
  • NAID: 10025968399
  • 査読あり
• [雑誌論文] Compositional Dependence ofPhotoelasticity of Tin PhosphateGlasses (2008)
  • 著者名/発表者名: J.Cha, M.Kawano, H.Takebe, M.Kuwabara
  • 雑誌名: Journal of the CeramicSociety of Japan Vol.116,No.10 ページ: 1100-1103
  • 査読あり
• [雑誌論文] Compositional Dependence of Properties of SnO-P_2O_5 Glasses (2008)
  • 著者名/発表者名: J.Cha, T.Kubo, H.Takebe, M.Kuwabara
  • 雑誌名: Journal of the Ceramic Society of Japan Vol.116,No.8 ページ: 915-919
  • NAID: 110006862039
  • 査読あり
• [雑誌論文] Micro/nanoimprinting of Glass under High Temperature Using a CVD Diamond Mold (2008)
  • 著者名/発表者名: M.Komori, H.Uchiyama, H.Takebe, 他4名
  • 雑誌名: Journal ofMicromechanics and Microengineering Vol.18
  • 査読あり
• [雑誌論文] Micro/nano Imprinting of Glass under High Temperature Using a CVD Diamond Mold (2008)
  • 著者名/発表者名: M. Komori, H. Uchiyama, H. Takebe, 他, 5名
  • 雑誌名: Journal of Micromechanical Microengineering 18 ページ: 65013-65022
  • 査読あり
• [雑誌論文] Compositional Dependence of Photoelasticity of Tin Phosphate Glasses (2008)
  • 著者名/発表者名: J. Cha. M. Kawano, H. Takebe, M. Kuwabara
  • 雑誌名: Journal of the Ceramic Society of Japan 116 ページ: 1100-1103
  • NAID: 110006950469
  • 査読あり
• [雑誌論文] Compositional Dependence of Properties of SnO-P_2O_5 Glasses (2008)
  • 著者名/発表者名: J. Cha, T. Kubo, H. Takebe, M. Kuwabara
  • 雑誌名: Journal of the Ceramic Society of Japan 116 ページ: 915-919
  • NAID: 110006862039
  • 査読あり
• [学会発表] BaO-P_2O_5ガラスの耐水性に及ぼすB_2O_3及びAl_2O_3の添加効果 (2011)
  • 著者名/発表者名: 上村知世、武部博倫
  • 学会等名: (社)資源・素材学会平成23年度(2011年)春季大会
  • 発表場所: 東京大学(東京都)
  • 年月日: 2011-03-29
• [学会発表] SnO-P_2O_5-B_2O_3ガラスへの熱インプリント成形 (2010)
  • 著者名/発表者名: 芦田雄斗, 武部博倫
  • 学会等名: 第17回ヤングセラミストミーティングin中四国
  • 発表場所: 愛媛大学(愛媛)
  • 年月日: 2010-11-27
• [学会発表] SnO-P_2O_5ガラスの耐水性に及ぼすB_2O_3の添加効果 (2010)
  • 著者名/発表者名: 小畠卓也, 武部博倫
  • 学会等名: 第17回ヤングセラミストミーティングin中四国
  • 発表場所: 愛媛大学(愛媛)
  • 年月日: 2010-11-27
• [学会発表] SnO-P_2O_5-B_2O_3ガラスへの熱インプリント成形 (2010)
  • 著者名/発表者名: 芦田雄斗、武部博倫
  • 学会等名: 第17回ヤングセラミストミーティングin中四国
  • 発表場所: 愛媛大学(愛媛県)
  • 年月日: 2010-11-27
• [学会発表] SnO-P_2O_5ガラスの耐水性に及ぼすB_2O_3の添加効果 (2010)
  • 著者名/発表者名: 小畠卓也、武部博倫
  • 学会等名: 第17回ヤングセラミストミーティングin中四国
  • 発表場所: 愛媛大学(愛媛県)
  • 年月日: 2010-11-27
• [学会発表] BaO-P_2O_5-Al_2O_3ガラスの熱的特性と構造 (2010)
  • 著者名/発表者名: 鈴木良和、武部博倫
  • 学会等名: 日本金属学会・日本鉄鋼協会中国四国支部合同講演会
  • 発表場所: 山口大学(山口県)
  • 年月日: 2010-08-10
• [学会発表] CaO-Al_2O_3-SiO_2ガラスの熱的特性 (2010)
  • 著者名/発表者名: 高橋尚志, 武部博倫
  • 学会等名: (社)資源・素材学会平成22年度(2010年)春季大会
  • 発表場所: 東京大学(東京都)
  • 年月日: 2010-03-30
• [学会発表] 酸化物ガラスの光弾性定数の評価 (2010)
  • 著者名/発表者名: 山本直樹, 武部博倫
  • 学会等名: 第57回応用物理学関係連合講演会
  • 発表場所: 東海大学(神奈川県)
  • 年月日: 2010-03-18
• [学会発表] 光機能ガラスへの材料工学的アプローチ (2010)
  • 著者名/発表者名: 武部博倫
  • 学会等名: ニューガラスフォーラム若手懇談会
  • 発表場所: 日本ガラス工学センター(東京)
  • 年月日: 2010-02-17
• [学会発表] 光機能ガラスへの材料工学的アプローチ (2010)
  • 著者名/発表者名: 武部博倫
  • 学会等名: ニューガラスフオーラム若手懇談会
  • 発表場所: 日本ガラス工学センター(東京都)
  • 年月日: 2010-02-17
• [学会発表] リン酸塩ガラスの耐水性の組成依存性 (2009)
  • 著者名/発表者名: 武部博倫, 大前雄介
  • 学会等名: 平成21年度資源・素材学会関係学協会合同秋季大会
  • 発表場所: 北海道大学(北海道)
  • 年月日: 2009-09-10
• [学会発表] 熱インプリント法によるガラスへのパターニングに及ぼす成形条件の影響 (2009)
  • 著者名/発表者名: 武部博倫, 橋本直也, 高田俊一, 桑原誠
  • 学会等名: 日本金属学会2009年春期大会
  • 発表場所: 東京工業大学(東京)
  • 年月日: 2009-03-29
• [学会発表] 熱インプリント法によるガラスへのパターニングに及ぼす成形条件の影響、 (2009)
  • 著者名/発表者名: 武部博倫, 橋本直也, 高田俊一, 桑原誠
  • 学会等名: 日本金属学会2009年春期大会
  • 発表場所: 東京都目黒区、東京工業大学
  • 年月日: 2009-03-29
• [学会発表] 低温軟化性リン酸塩ガラスの作製と熱インプリント成形 (2009)
  • 著者名/発表者名: 武部博倫, 橋本直也, 高田俊一, 桑原誠
  • 学会等名: 資源・素材学会平成21年度(2009年)春季大会
  • 発表場所: 千葉工業大学(千葉)
  • 年月日: 2009-03-26
• [学会発表] 低温軟化性リン酸塩ガラスの作製と熱インプリント成形 (2009)
  • 著者名/発表者名: 武部博倫, 橋本直也, 高田俊一, 桑原誠
  • 学会等名: 資源・素材学会平成21年度(2009年)春季大会
  • 発表場所: 千葉県津田沼市、千葉工業大学
  • 年月日: 2009-03-26
• [学会発表] BaO-P_2O_5-Al_2O_3ガラスの特性 (2009)
  • 著者名/発表者名: 武部博倫, 藤田健太, 大前雄介, 冨田雄二朗, 桑原誠
  • 学会等名: 日本セラミックス協会2009年年会
  • 発表場所: 千葉県野田市、東京理科大学
  • 年月日: 2009-03-17
• [学会発表] 低融性スズリン酸塩ガラスの作製と熱インプリントによるパターン形成 (2008)
  • 著者名/発表者名: 高田俊一, 武部博倫, 中村真吾, J.Cha, 桑原誠
  • 学会等名: セラミックス協会秋季シンポジウム
  • 発表場所: 北九州国際会議場(福岡)
  • 年月日: 2008-09-17
• [学会発表] 低融性スズリン酸塩ガラスの作製と熱インプリントによるパターン成形 (2008)
  • 著者名/発表者名: 高田俊一, 武部博倫, 中村真吾, J. Cha, 桑原誠
  • 学会等名: セラミックス協会秋季シンポジウム
  • 発表場所: 福岡県北九州市、北九州国際会議場
  • 年月日: 2008-09-17
• [備考] ホームページ等
  • URL: http://www.ehime-u.ac.jp/takebe/
• [備考]
  • URL: http://www.ehime-u.ac.jp/takebe/
• [備考]
  • URL: http://www.mat.ehime-u.ac.jp/takebe/