研究課題/領域番号 |
20560695
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金属生産工学
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研究機関 | 崇城大学 |
研究代表者 |
友重 竜一 崇城大学, 工学部, 教授 (90258640)
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連携研究者 |
石田 清仁 東北大学, 大学院・工学研究科, 名誉教授 (20151368)
及川 勝成 東北大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (70356608)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 燃焼合成 / 炭硫化物 / トライボロジー / 微細組織 / 被削性 / 摩擦 / 固体潤滑剤 / 自己伝播高温合成 / 硬度 / 層状組織 / 快削鋼 / 動摩擦係数 / 層状化合物 / 摩耗 |
研究概要 |
燃焼合成法を利用してCr硫化物、Ti系およびZr系炭硫化物を安定的に得た。透過電子顕微鏡観察結果から代表的な固体潤滑剤のMoS2と同様な層状構造を確認した。高温酸化試験の結果、約500℃以上での酸化が激しいことから、被削性向上用分散剤として溶鋼中への当該化合物を投入・分散させる方法は酸化雰囲気では困難と考える。一方、動摩擦係数μは概ね0.11-0.12を示し、MoS2と同程度であった。以上より固体潤滑剤としては十分期待できる物質であると結論づけた。
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