研究課題/領域番号 |
20560729
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
末原 憲一郎 三重大学, 大学院・生物資源学研究科, 准教授 (70291614)
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研究分担者 |
橋本 篤 三重大学, 大学院・生物資源学研究科, 教授 (40242937)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 懸濁植物細胞 / 赤外・近赤外分光法 / 再資源化糖 / バイオマス / 植物細胞培養 / 糖代謝 / 赤外分光法 / 速度論的解析 / バイオマス由来の糖 |
研究概要 |
本研究は、3つのタイプの植物細胞を用いた培養系で、糖の種類が糖代謝速度に与える影響を評価することにある。赤外分光法により培地中の糖を同時計測(HPLCと同等の精度)して細胞の糖の取込み速度を算出できる手法を確立した。糖の取込み速度は糖の種類に大きく依存したが、細胞増殖を基準とした糖代謝には大きく影響しなかった。バイオマス由来の様々な糖と混合状態の糖を用いた際の細胞の挙動が把握できた。以上の成果は、バイオマス由来の糖を有効利用するための植物細胞利用(混合状態の糖化液を用いる際の培養特性の予測や糖成分をコントロールすることによる細胞増殖速度調整など)ならびに赤外分光法によるバイオプロセス計測制御法の進展に寄与すると考えられる。
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