研究課題/領域番号 |
20570023
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
幸田 正典 大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 教授 (70192052)
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研究分担者 |
渡邊 勝敏 (渡辺 勝敏) 京都大学, 大学院・理学研究科, 准教授 (00324955)
松本 一範 香川大学, 教育学部, 准教授 (90452664)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 脊椎動物 / 共同繁殖 / 利他行動 / 利害の対立 / 操作 / 欺き / マキャベリ的知性仮説 / 社会の複雑さ / 協同的一妻多夫 / 推移的推察 / 雌による父性の操作 / 個体認知 / 認知様式 / 繁殖成功 / 一妻多夫 / 血縁ヘルパー / 雌雄の対立 / 父性の操作 / 雌の操作 / 繁殖戦術 / 行動生態学 / 共同的一妻多夫 / 意思決定 / 成長抑制 |
研究概要 |
共同繁殖をするJ.transcriptusの雌は,(1)α♂とβ♂とのトリオ産卵の時に擬似産卵行動を頻繁にすること,(2)産卵と擬似産卵行動の総和に基づいて雄は父性を認識し,その情報から雄は保護投資量の意思決定をしているらしい事,(3)雌は雄の父性認識の度合いを認識できるらしい事,さらに本種が推移的推察も行う事など,興味深い事が明らかになった.鏡像認知する可能性も示された.以上から,魚類でも「マキャベリ的知性」が進化することが示された.
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